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第1回球磨清流学園の学校施設検討委員会報告

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(ID:1907)

10月24日(金曜日)に球磨村防災センター会議室において、第1回学校施設検討委員会を開催しました。

委員は、村議会議員、学校関係者、保護者、地域等の代表者で構成され、同日委嘱状の交付が行われました。委員長に球磨村議会の田代利一議員、副委員長に球磨清流学園の恒松龍治校長が選任されました。

議題として、以下のことについて事務局から説明を行いました。

(1)検討委員会の目的とスケジュールについて

今年度中に4回程度検討会議を開き、整備場所について協議。決定した意見を教育委員会及び村長へ報告。

(2)北校舎、南校舎の現状について

北校舎(旧一勝地小学校)

建築から15年経過。校舎自体の痛みは少ないが、屋根の劣化や空調設備の不具合が生じている。

南校舎(旧球磨中学校)

建築から50年程経過。令和5年に実施した耐久力度調査では、基準に達していなかった。

(3)義務教育学校のメリットを生かすための球磨清流学園学校施設の課題解決について

義務教育学校のメリット

  • 中1ギャップの緩和・解消

小学校から中学校に進学した際に、環境の変化になじめず起きる「中1ギャップ」を、9年間一貫した緩やかな変化により緩和することができる。

  • 系統的で一貫した教育

学習内容を系統立てて編成できるため、より効果的な一貫教育が可能となる。

  • 異学年交流の充実

6歳から15歳までの子どもが交流する機会が増えることで、多様な人間関係を学ぶことができる。

  • 教員間の連携と専門性の活用

前期・後期の教員間で情報共有が円滑になり、中学校教員の専門性を生かした指導がしやすくなる。

学校施設の課題

  •  校舎間の移動

北と南の校舎間の移動に時間がかかってしまうことと、村道を横断することによる安全面の懸念がある。

  •  異学年交流

北校舎で1~4年生、南校舎で5~9年生と別れているため、異学年交流のメリットが薄れてしまう。

  •  教員間の連携

職員室が北校舎と南校舎それぞれにあるため、情報共有が行いにくい。

(4)今後の児童生徒の推移について

令和7年度全児童生徒は148人、令和13年度には90人に減少見込。複式学級が発生する。


(5)整備計画(案)について

整備場所として、4つの案を提案。
整備計画(案)
 案計画内容
1案北校舎プールを取り壊し、プール敷地に校舎増築
2案北グラウンドに校舎増築
3案南グラウンドに鉄骨造の校舎新築 
4案南グラウンドに鉄筋コンクリート造の校舎新築 


委員からのご質問・ご意見

  • 住民への情報提供をしっかり行ってもらいたい。
  • 検討にあたり、村が実際どれくらい負担するのか、建設費用の財源(補助金等)を示してもらいたい。
  • 検討委員会で何をどこまで検討していくのかはっきりさせてほしい。

次回は今回の説明を踏まえて、事前に各委員からご質問をいただき、会議の中で回答と情報共有を行ったうえで協議を進める予定としています。

※次回検討委員会予定日:令和7年11月27日(木曜日)15時30分から


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