ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒が流行しています!

(感染症)

感染性胃腸炎は様々なウイルスや細菌、寄生虫が原因で起こる感染症ですが、例年初冬から12月頃にピークを迎えます。12月頃のピークは大半がノロウイルスによるもので、患者年齢は幼児及び学童期が中心となっており、学校、保育所、高齢者施設等での集団感染が特に懸念されます。

(食中毒)

ノロウイルスによる食中毒は冬に多発する食中毒で、県内では、本年12月に2件ノロウイルスによる食中毒が発生しました。主に調理者を通じた食品の汚染により発生し、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいです。

  • 全国的に今シーズンのノロウイルスは、近年流行していなかった型の割合が高いとされています。
  • 乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い方では、感染が拡大する可能性がありますので注意が必要です。

主な症状

吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続きます。感染しても症状がない場合や軽い風邪のような症状のことがありますので、食品を取り扱う仕事に従事する方は特に注意が必要です。

 

感染経路

(食品からの感染)

  • 感染した人が調理などをして食品が汚染され、その食品を食べて感染
  • 汚染された二枚貝(カキなど)を加熱不十分なまま食べて感染

(人からの感染)

  • 患者のふん便やおう吐物からの二次感染
  • ヒトからヒトへの直接感染
  • 患者の飛沫による感染

食中毒予防のポイント

1.調理をする人の健康管理

  • 普段から感染しないように、食べ物や家族の健康状態に注意しましょう。
  • 症状があるときは、食品を直接取り扱う作業を行わないようにしましょう。
  • 食品関係営業施設では、症状がある場合にすぐに責任者に報告する仕組みをつくり、従業員の健康管理に努めましょう。

2.石鹸を使用して十分な手洗いを!

  • 手を洗うタイミング→トイレに行った後、調理作業を始める前、別の調理作業に移る前、料理の盛り付けの前
  • 汚れの残りやすいところ→指先、指の間、爪の間、親指のまわり、手首

3.調理器具の消毒

洗剤などで十分に洗浄し、次亜塩素酸ナトリウムを使って十分に消毒しましょう。

  • エタノールや逆性石けんはあまり効果がありません。
  • 熱湯を使って十分に加熱する方法も有効です。

4.食品の十分な加熱を

食品の中心温度が85~90℃で90秒以上になるよう十分加熱しましょう。加熱後に盛り付ける際は食品が汚染されないように注意することも大切です。

5.おう吐物の適正処理、トイレやドアノブの消毒など環境対策

ノロウイルスには、市販の家庭用塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)による消毒が有効です。家庭用塩素系漂白剤の塩素濃度は約6%ですので、避難所や家庭で消毒液を作る際は以下を目安にしてください。なお取扱いについては、以下の点に注意しましょう。

(消毒液の作り方)

  • 消毒に必要な塩素濃度 1,000ppm以上
  • 作り方        水500mlに対しペットボトルキャップ2杯(約10ml)
  •            水2,000mlに対しペットボトルキャップ8杯(約40ml)

(拭き取り方法)

  • 下痢や嘔吐物は、マスクや手袋を着用してペーパータオル等で拭き取ってビニール袋に入れ、しっかり封をして廃棄しましょう。
  • ノロウイルスの汚染が起こりやすい場所は、手指が触れるところ(扉の取っ手、水道の蛇口など)、糞便で汚染したところ(トイレの便座、フタなど)、嘔吐物で汚れたところです。消毒はこれらの場所を中心に行ってください。
  • ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、口に入って感染することがあるので、嘔吐物や糞便は乾燥しないうちに処理し、ウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気をしましょう。
  • この消毒液は遮光せずに保管すると殺菌力が低下します。原液、希釈液ともに日光のあたらない場所で保管し、できるだけこまめに作りましょう。

球磨村役場 健康衛生課 TEL 0966-32-1139


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