村長のご挨拶

皆様におかれましては、日頃より村政運営に格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

令和２年７月豪雨災害の発生から、３年６か月が経ちました。

村では災害発生以来、被災者の生活再建を最優先事項の一つとして取り組んでまいりました。

おかげをもちまして、令和５年には、一勝地地区および渡地区において災害公営住宅が完成し、多くの方に入居いただいています。

また、塚ノ丸団地の造成や一王子団地の分譲等、居住環境の整備も着実に進んでいます。

観光面に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症が５類に移行したことで、移動や集会における制限が緩和されました。

これにより、開催を自粛していた催事や地域行事が、徐々に再開されつつあります。

令和５年９月には一勝地温泉かわせみもリニューアルオープンし、球磨村への関心が一層高まったものと思います。

その一方で、球磨村では災害以前から人口の減少が大きな問題でしたが、災害発生後は減少の速度が増しており、村の存続について危機的な状況です。

今後は、居住環境の整備を進めるとともに、防災対策をソフト・ハードの両面で進めていき、球磨村で安心して生活されるための事業を進めてまいります。

併せて、球磨川や鍾乳洞等、自然が生んだ日本の原風景や、住民の皆様の温かいおもてなしなど、球磨村が持つ魅力の数々を村外へ広く発信し、より球磨村に関心を持っていただけるように取り組みます。

復興には今後も長い時間が必要ですが、ふるさと球磨村のさらなる発展に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様におかれましては、村政に対しまして引き続きご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　球磨村長　　松谷　浩一

村長の予定

令和６年４月２６日から令和６年５月３日まで

※村長の予定は、事情により変更になることがあります。