地域おこし協力隊(ジビエ活用促進)を募集します

球磨村は、熊本県南部に位置し、村の中央を日本三大急流の球磨川が東西に流れています。球磨川の支流沿いには、小さな集落が点在しており、古くから豊富な水資源を利用して、棚田での米作りが行われてきました。また、村の88%が山林、山岳地帯となっており、林業は地域住民の生業の一つです。
一方で、人口減少に伴う少子高齢化や農林業分野等の後継者不足、地域の担い手不足など、過疎地域には避けられない課題が山積しています。特に有害鳥獣による農林産物への被害は甚大であり、本村では有害鳥獣駆除隊をメンバーとした「ジビエの里活用協議会」により、捕獲したシカを精肉・ミンチとして加工し有害鳥獣の活用に取り組んでいるところです。
しかしながら、活動メンバーの高齢化により従来の活動に支障をきたしており、技術の継承やシカの活用もできなくなる可能性があります。
そこで本村では、地域外の人材を本村に積極的に招致し、その定住、定着を図るとともに、地域の活性化等を促進するため、次のような活動に取り組んでいただける「地域おこし協力隊」を募集します。

1.募集内容

次の事業に取り組んでいただける方を募集します。
『地域おこし協力隊(ジビエ活用促進) 1名』
球磨村及びジビエの里活用協議会と連携して、次の内容に関する業務を行っていただきます。

●業務・活動内容
業務を実施していただく上で、まずは、ジビエ加工に取り組んできた歴史や活動内容を理解していただくため、「ジビエの里活用協議会」と一緒に活動していただきます。
加えて、球磨村管内の特産品や有害鳥獣対策の現状を知るため、村内の状況分析をしてもらいます。
協議会との活動を通じて、捕獲したシカの解体技術の習得や捕獲するシカの調達方法の見直し、新たな加工品の開発など、調達から解体、加工までの流れを整理し、事業の拡大に向けて取り組んでいただきます。またイノシシ等の他のジビエの活用も視野に入れていただきます。
協力隊員の任期終了後には「ジビエの里活用協議会」を引き継いでいただけるような、技術、知識を習得し、新たなジビエ加工事業の展開を考えていただきます。

2.応募期間

令和4年4月28日(木曜日)から令和4年5月31日(火曜日)必着
※ただし、応募状況によっては応募期間途中で締め切る場合があります。

3.応募手続き

次の書類に必要事項を記入し、下記の申込先まで提出してください。

球磨村地域おこし協力隊隊員申込書

活動目標レポート

・ 履歴書

・住民票

●申込先
〒869-6401 熊本県球磨郡球磨村大字渡丙1730番地
球磨村役場 産業振興課 行

4.その他

応募に関する詳細は次の募集事項をご覧ください。

R04年度球磨村地域おこし協力隊募集要項